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ID-01の設計
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ID-01の機能と各部の紹介(FLASHコンテンツ)
ID-01の組み立ては、モジュールごとに行われるため、その段階までに備わった機能は、すべて実行することができる。つまり、すぐに動かすことができるので、だんだん進化していくのが実感できるというわけだ。
ID-01の頭部には、多くの高性能な機械部品や電子部品が収納される。6号で早くも頭部を動かすことができるようになり、頭部に収納されたタッチセンサーとLEDによって、「なでられる」ことに反応し、自分の「感情」を表現することができるようになる。
頭部に組み込まれる複数のマイクとサウンド追跡モジュールによって、ID-01は音声に反応し、その音源の位置を特定することができるようになる。第1ステージで取り付けたテスト用のバッテリーボックスを取り外し、メーンのバッテリーケースをID-01の腹部に取り付ける。これがID-01 が持つすべての機能の動力源となる。
マザーボードと音声認識モジュールを取り付けると、ID-01と対話することができるようになる。最新の音声認識システムと腹部にセットされたスピーカーによって、音声コマンドに反応して、自分の声で返事ができるようになる。さらに、バイオメトリクス・パスワードを設定すれば、自分の声にだけ反応するロボットになる。
ブルートゥースの通信モジュールを取り付けると、パソコンからID-01をコントロールできるようになる。このステージでは、まずID-01の頭部を動かすことが可能になる。もちろん、後半のステージでは、もっと進んだ能力を発揮できるようになる。なお、このブルートゥース通信モジュールを活用するためのソフトウエアが収録されたCD-ROMも付属する。(制作スケジュールはこちら→)

ブルートゥースとは、パソコンや携帯電話、ヘッドセットなど、あらゆる種類の電子装置を、ワイヤレスで互いに通信できるようにする通信規格の1つだ。ブルートゥース機能付きデバイス(装置)は、自動的に互いを見つけて接続することができる。ID-01に搭載されているブルートゥースチップにより、通信可能な範囲内にいる限り(通常の広さの家なら問題ない)、パソコンや携帯電話とID-01をいとも簡単にリンクさせることができる(パソコンや携帯電話が対応している必要がある)。

ブルートゥースの名前は、スカンジナビア半島の部族を統治した10世紀のデンマーク人の王、ハラルド・ブルートゥースにちなんで名付けられている。現在使われているブルートゥースのシンボルマーク(右)は、「H」と「B」を示す古いルーン文字が組み合わさったものだ。

 
CMOSカメラはID-01の目と言える。このCMOSカメラを利用することによって、ID-01は人間を認識し、移動する人間を追跡することができる。また、ID-01が見ているものを静止画像として撮影し、それをブルートゥースを使ってパソコンに送信できる。
デジタルカメラやビデオに利用されている光センサーは2種類あるが、そのうちの1つがCMOSチップと呼ばれるものだ(もう1つはCCD)。最新鋭のCMOSチップは、より高品質とされるCCDに引けを取らない良質な画像を映すことができるようになった。もともと消費電力が少ないというメリットがあるため、バッテリーの寿命を大幅に延ばすことができる。ほかにも、必要とする回路がCCDよりもかなり少ないため、省スペースの設計ができる。そのため、頭の内部にも取り付けることが可能なのだ。
 
ID-01の心臓とも言える脳と視覚システムには、「ニューラルネットワーク」(神経網)が収容される。これは、さまざまな刺激に対して反応し、身体の動きやLEDライト、音声を使って「感情」として表現することができる。また、この部分は、CMOSカメラのバックグラウンドで機能し、ID-01が見たものに対して反応するための「優れた知能」となる。そしてパソコンでプログラミングすることもできるようになる。
 
ID-01は、さまざまな速度でID-01を全方向に動かすことができるようになる。さらに、腰にセットされたモーターによってロボットは数センチの高さに上下するようになり、そうすることで運動能力と表現能力を高めることになる。
 
「ブレッドボード」とは電気回路基板で、ハンダ付けをせずに、 部品を差し込むだけで回路が作れる便利な基盤だ。光センサーなどの新たな機能を追加して、ID-01 をカスタマイズすることができる。このブレッドボードは、着脱が簡単で、腹部に取り付けたバッテリーケースの上部に設置する。さらに、ID-01をインターネット経由で操作するためのソフトウエアが収録されたCD-ROMが付いてくる。
ID-01の両肩には両腕を上げ下げするための2つのモーターが備わっていてコントロールすることができる。また、腕にはラチェット式のさまざまな角度を取ることができる“ひじ”の関節が付いている。その上、交換可能な2種類のハンドツールを使って、周囲を明るく照らしたり、物を載せて運んだりすることも可能になる。
※シリーズは75号で完結予定です。
※ここで紹介した号数・機能は変更となる場合があります。
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