ディープ・スペース・ナインとヴォイジャーが、同時に放送されていたころ、新スタートレックのメンバーによる劇場版の第3作目となる『スタートレック:叛乱』(1998年)が発表された。
移住を強要された種族を守るべく、惑星連邦の決定にクルーが叛乱を起こすというストーリーだ。大規模で質の高い視覚効果を使えば観客は喜んでくれるという意見にとらわれず、この映画は考えさせられる作品に仕上がった。『スタートレック:叛乱』の次は、21世紀最初のスタートレック映画であり、新スタートレックのメンバーで作る最後の映画といわれた『スタートレック:ネメシス』(2002年)が登場した。10作目のこの映画は、ロミュラン帝国の真ん中でピカード艦長が自分のクローンと向き合うという大掛かりなアクション・アドベンチャーとなった。
2001年までに、ディープ・スペース・ナインとヴォイジャーはそれぞれ7年間の放送を終え、スタートレックは新たな局面を迎えた。『スタートレック:エンタープライズ』シリーズ(2001年〜2005年)の開始である。カーク船長の時代から100年以上もさかのぼり、惑星連邦設立前の時代を航行するという、視聴者にとっては興味深い設定だ。スタートレック:エンタープライズのシリーズが、過去の歴代スタートレックシリーズに匹敵する視聴率を得ることはなかったが、新たな特色がいくつかある。時代設定はもちろん、キャラクターの個性を中心としたストーリー展開や、ジョナサン・アーチャーを演じたスコット・バクラという才能豊かで好感の持てる役者の起用、そして見事な視覚効果が盛り込まれた。多彩なストーリー展開も高い評価を得て、2005年の放送終了時には評論家から、40年のスタートレック史上でもっとも独創的で刺激的なエピソードがあったと評された。
カーク船長の時代をさらに100年以上もさかのぼり、ジョナサン・アーチャー船長が宇宙艦隊初のワープ5を誇る宇宙船エンタープライズNX-01に乗り込む。
さまざまな変貌を遂げてきたスタートレックだが、ジーン・ロッデンベリーが40年前に掲げた夢と理想は変らず根底に流れている。それは、思いやりのある世界、明るい未来への希望、そして銀河での冒険が我々を待ち受けているということである。
『スタートレック ベスト エピソード コレクション』では、語り継がれてきたスタートレックの魅力の核心に迫る!
DVDには、毎号1つのテーマを中心に選りすぐりの3エピソードを収録。まずは『新スタートレック』、『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』、『スタートレック:ヴォイジャー』シリーズからセレクトしてお届けする。テーマは、ピカード、シスコ、ジェインウェイなどの艦長から、艦隊クルー、平行世界、異星人との遭遇まで、スタートレック世界の全体像を見渡せるように構成されている。宇宙艦隊が、時空を超える冒険と強敵相手の戦いを繰り広げるうちに、きっとあなたにとってのベストエピソードが見つかるだろう。
マガジンでは、知られざる舞台裏のエピソードや、スターたちの徹底インタビューを紹介する。さあ、『スタートレック ベスト エピソード コレクション』で、宇宙艦隊とともに、前人未踏の世界に潜む未知の生命体や文明を発見しよう!
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